質屋は意外と古くから存在している。歴史について勉強しよう

◯印の中に「質」と書いてあるのれんを時代劇などで目にしたことはありませんか?

質屋は、江戸時代はもちろんのこと、もっと昔からある制度であることをご存知でしたでしょうか。

ここでは質屋のルーツや歴史について説明します。

歴史を知ることで、より身近に質屋の存在を感じるでしょう。

【質屋のルーツとは】

質屋のルーツと呼ばれている制度は、なんと1000年以上も前の遣唐使の時代に遡り、そこから世界各国に広がっていったとされます。

日本で質屋の制度が始まったのは、物々交換から貨幣経済へと変わった鎌倉時代になります。

当時の質屋は「土倉」と呼ばれており、造り酒屋が兼業で行っていたのが主流でした。

その後、江戸時代になって現在の質屋のシステムでもある「品物を預かってお金を払い、返済できない品物が質流れになる」制度が定着しました。

江戸市中には、当時数千件もの質屋があったとされ、明治時代になるにつれ質屋をルーツとした財閥や銀行へと業務形態を変えるところが増え、それらの企業は現代でも根付いています。

【現在の質屋と消費者金融】

昭和初期~高度経済成長にかけての質屋は、世間体が悪いとの風向きが強くなってきます。

それに追い討ちをかけたのが、消費者金融の台頭です。

保証人なし・無担保で気軽に融資を受けることのできる「サラ金」により、質屋の数は激減してしまいました。

しかし、平成にかけてブランド買取など業務形態の幅を広げることにより、再び質屋が注目されるようになりました。

現在では都内に600店舗ほど質屋があるそうです。

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